永和化成工業株式会社

製品情報

Products

永和化成工業の発泡剤

永和化成工業は、ADCA、DPT、OBSH、重曹といった化学発泡剤を中心に製造、販売しております。
様々な発泡剤のタイプを揃えており、加工温度に適した分解温度や諸性能を持たせた
複合グレードも多数ご用意しております。化学発泡剤は通常ではパウダーでの取り扱いとなりますが、
各種ゴムや樹脂をキャリアとした発泡剤マスターバッチも取り揃えておりますので、
ご要望に合った最適の発泡剤をご提案致します。



※発泡剤の基礎情報をお伝えするセミナーもご用意していますので、こちらもご活用ください。
https://www.eiwa-chem.co.jp/info/news/5348#ank

● 発泡剤

発泡剤は発泡体を作るために、ゴムやプラスチックス、あるいはセラミックスなどを膨張させるために使用されるガス発生薬剤のことです。すなわち、ゴムやプラスチックス、あるいはセラミックス用の“ふくらし粉”と言うことが出来ます。現在では、基材につぎのような各種機能を付与させるために発泡剤が使われています。
1)軽量化、2)断熱性、3)吸音性、4)弾力性、5)通気性、6)電気絶縁性、7)風合い、8)木目調、9)緩衝性
発泡剤の種類は各種ありますが、当社は、汎用の成形機でもって容易に発泡体を作ることが可能な化学発泡剤を発泡技術と共に製造・販売しております。

ビニホール

ビニホール

Vinyfor

ビニホールは、永和化成のADCA系の発泡剤および複合発泡剤のブラントです。有用な汎用化学発泡剤で、分解時の発熱量が少なく、樹脂の焼けがなく厚物成形にも適しています。

セルラー

セルラー

Cellular

セルラーは、永和化成のDPT系の発泡剤および複合発泡剤のブランドです。天然ゴムや合成ゴムの発泡用に開発された特徴ある発泡剤です。

ネオセルボン

ネオセルボン

Neocellborn

ネオセルボンは、永和化成のOBSH系の発泡剤および複合発泡剤のブランドです。合成ゴムおよび各種プラスチックの発泡用に開発された特徴ある発泡剤です。着色を起こさず、臭いのない、環境にやさしい発泡剤です。

エクセラー

エクセラー

Excellar

エクセラーは、永和化成のDPT/ADCA系複合発泡剤のブランドです。当社の発泡剤に関する積み重ねられた技術と、豊かな経験のもとに開発された複合発泡剤です。

スパンセル

スパンセル

Spangcell

スパンセルは、永和化成のADCA/OBSH系の複合発泡剤のブランドです。当社の発泡剤に関する積み重ねられた技術と、豊かな経験のもとに開発された複合発泡剤です。分解が早く、発泡体が白く仕上がります。

セルボン

セルボン

Cellborn

セルボンは、永和化成の吸熱型発泡剤のブランドです。PS、PE、およびPP等の押出し発泡用に開発した無臭、白色の発泡剤です。PS、PE、およびPP等のガス発泡用の気泡核形成剤としての効果があり、微細セルが得られ、エージング時間の短縮もできます。

● 発泡剤マスターバッチ

発泡剤マスターバッチとは、樹脂やゴムに粉末状の発泡剤を練り込んだものです。樹脂はペレット状に、ゴムはシート状あるいはペレット状になります。マスターバッチ化するメリットとしては、分散性を改善し作業不良率を低減することです。さらに作業現場の粉塵抑制にもつながりますので、作業効率のアップも見込めます。

ポリスレン

ポリスレン

Polythlene

ポリスレンは、プラスチック用に開発した永和化成の発泡剤マスターバッチのブランドです。PE、PP、PS、EVA、あるいはABS樹脂に、発泡剤および機能付与剤を練り込んだ樹脂ペレツト状の高機能発泡剤マスターバッチです。

ネオスレン

ネオスレン

Neothlene

ネオスレンは、ゴム用に開発した永和化成の発泡剤マスターバッチのブランドです。EPDM、NBR、NR、あるいはCSM樹脂に、発泡剤および機能付与剤を繰り込んだゴムペレット、あるいは シート状高機能発泡剤マスターバッチです。

パンスレン

パンスレン

Panthlene

パンスレンは当社独自の技術により開発した、高濃度、高分散型の発泡剤マスターバッチです。工程の合理化、作業環境の改善に役立ちます。分散性の改善、メヤニの低減が図られ、品質の向上に寄与します。

● 発泡助剤

発泡剤単独では分解温度が高く、発泡成形条件に適合しない場合が多々起こります。その場合に、発泡剤の分解温度を調整するために添加する薬剤を発泡助剤といいます。 たとえば、尿素化合物(セルペーストK5など)、亜鉛化合物などがあります。

セルペースト

セルペースト

Cellpaste

セルペーストは、永和化成の発泡助剤のブランドです。当初、発泡剤セルラーの分解促進助剤として当社が独自に開発したものですが、現在では他の発泡剤の助剤としても使用されています。発泡助剤を使用すると発泡剤の分解挙動を発泡適正ゾーンに入れることができ、ご希望の発泡体を得ることが出来ます。